スタッフブログ

2015年6月22日 月曜日

交通事故施術で評判の戸塚安行整骨院

柔整師コジマの四方山話⑬

 前回は肘痛の話から肘内症のお子さんの例を取り上げましたが、またまた肘内症のお子さんが、診察時間終了間際に来院しました。患者さんのお子さんでしたが「肘をやや曲げ、手のひらを床に向けるようにしたまま腕を下げて、動かさなくなる」症状とは少し異なり、腕はやや上げることができます。しかし、肘を曲げようとするととても痛がります。前腕回内位で屈曲すると、私の指にクリック音が。やはり肘内症でした。以降は、泣きやんで大好きなお菓子も自分から取るようになりました。一安心。

 閑話休題。

 最近気になっていることがあります。院内では、携帯電話などの使用はご遠慮いただいていますが、それでもときおり呼出音は鳴ります。でも、ここでマナーの話をするわけではありません。

 電話に出ると、よく耳にするのが「今の自分の状況を相手に伝える」というもの。「今どこにいるの?」「電話大丈夫?」などと聞かれるからでしょうか。普通に考えると、当院で電話を受けていますから「今、接骨院で施術を受けているところ」あたりが妥当でしょうか。しかし、実際はそうでないことが多い。

 当院ではあまりそういったことは多くないと思いますが、以前勤めていた接骨院では、やけに電話が多かったのです。ここで例を挙げましょう。「マッサージに来ている」「整体に来ている」「病院にいる」。「接骨院に来ている」という声を聞くのは、10人に一人いるかいないか。統計を取ったわけではありませんが、だいたいそんな感じでしょうか。理由を考えていたのですが、どうも説得力のある答えは出てきません。

 ここで、接骨院とはどういうものなのか、ちょっと考えてみたいと思います。

 まず、当院は「接骨院」ではなく「整骨院」。たいした違いはありません。しかし、厳密に法律に従って言えば違います。接骨院というは、国家資格である、我々のような柔道整復師が施術を行う施設のことです。治療の対象は、原因の明確な急性のけがで、医療保険が適用されます。そして法律上は「柔道整復」「接骨」「ほねつぎ」の3つしか使うことができないのです。柔道整復師法第24条を適用すれば違法になってしまいします。しかし、一般的に広まっているという現実から、法には触れるが、慣例上認められているというふうに考えてよさそうです。

 ちなみに、この柔道整復師になるには、高校卒業以上の学力と、厚労省が認可した専門学校で3年以上修学するか、文科省の認可した4年制大学において、解剖学、生理学、運動学、病理学、公衆衛生学などのほか、柔道整復理論/実技、関係法規、外科学、リハビリテーション学などの専門科目を学んで単位を取得したうえで、国家試験に合格しなければなりません。

 では、この接骨院は有資格者しか開設できないかというと、そうではありません。管理柔道整復師(施術管理者)を雇えばいいのです。そして、この施術管理者ですが「施術所に勤務する柔道整復師が行う施術も含め、当該施術所における受領委任に係る取扱い全般を管理する者」というように規定されています。施術管理者=院長という場合が多いようですが、これは法律で規定されているわけではありません。

 柔道整復師が健康保険を取り扱うことを「療養費支給申請」と言います。毎月1回月初めに、皆さんに「サイン」をいただいていますね。それです。本来、患者さんは、柔道整復師に施術料金の全額を支払い、その後に保険者に負担分を請求しますが、これでは手続きにかかる時間など患者さんにかかる負担が大きくなってしまいます。そこで考え出されたのが受領委任。患者さんは自分の負担分だけを窓口で支払い、保険者負担分の請求を柔道整復師に委任し、自分に代わって保険者に請求してもらう制度です。

 一方の整体ですが、これは民間資格ですので、国家資格を取得する必要がありません。接骨院(整骨院)での施術には、健康保険や医療扶助のほか、労災保険や交通事故の自賠責保険が適用されます。整体は、健康保険の適用されない自由診療になりますが、高度な技術を習得した方も多くいると思います。どちらを選択するかは、患者さん次第ともいえます。

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投稿者 戸塚安行整骨院スタッフ

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