スタッフブログ

2015年6月 5日 金曜日

骨盤矯正で評判の戸塚安行整骨院

柔整師コジマの四方山話⑧

 一昨日、西日本が梅雨入りしました。関東地方はどうなるでしょ

うか。今まさに紫陽花の季節ですが、私には苦手な季節。人一倍汗

っかきなもので。施術中に患者さんに汗をたらしたら、それこそ大

変。タオル片手に苦心している次第です。

 さて今回は、腰痛時に応用できそうなテーピングについて考えて

みたいと思います。捻挫を経験された方も多いと思いますが、その

ときにテーピングをしたことありませんか? その目的ですが、要

は関節の動きを抑制して怪我の再発を防ぐことにあります。とくに

運動選手などが太ももやふくらはぎに貼っているのを見たことがあ

りますよね。

 ここで取り上げるのは、そのテーピングに皮膚運動学の考えを取

り入れたものです。分かりやすく言えば「皮膚にできる皺を引き離

すと運動が促進され、逆に皺が深くなると運動が制限される」とい

うものです。この考えに基づき、皮膚にテーピングをほどこすこと

で、可動域の制限が出ている場所の動きをサポートし、腰痛時の動

きを楽にします。

 ここで最初に考えておくのは、人が身体を動かすときには、一定

の法則が存在するということ。例えば「関節が動くと、同時に皮膚

も動く」ということなんです。そして皮膚運動の原則として5つの

項目があります。

原則1:皮膚に皺ができると、さらに皺が深くなる運動は抑制され

る。伸ばされた皮膚は、さらに伸びる方向への運動が抑制される。

原則2:伸ばされている部分を緩めると伸びる方向への運動が大き

くなる。緩んでいる部分が伸ばされると緩んでいる方向への運動が

大きくなる。

原則3:皮膚の運動方向は関節の骨運動と連動し、骨どうしが近づ

く運動では、皮膚は関節から離れる方向へ動き、骨どうしが遠ざか

る運動では関節に近づく。

原則4:皮膚は浅い筋膜層で筋肉との間で滑走する。そのため、引

っ張る力が強い方向へ誘導すると運動に影響を及ぼす。皮膚の誘導

により筋収縮が行いやすくなる。

原則5:伸びにくい部分は特定の運動方向に影響を及ぼすが、その

場所を伸ばすことができると運動全体が大きくなる。

 う~ん、文章にすると難しくなりますね。

 ここで前屈する場合を考えてみましょう。丸くなった腰部には、

頭の方向からと、下肢・臀部方向から皮膚が移動します。そして、

折り曲げた腹部からは、胸方向と太もも方向へ皮膚が動きます。

 では実際に試してみましょう。立った姿勢から上体を反らすとし

ます。すると腰部に皺ができますね。ここで、一番皺が深くできる

場所を確認し、マーキングしましょう。その皺を挟むように短いテ

ープを上下から皺方向へ伸ばして貼り腰椎の動きを制限します。次

にお尻の下方にできる皺を中央にして腰の方向へ向かってテープを

貼ります。最後に、お尻の皺の下にテープを貼り、膝方向に引っ張

って貼ります。これらにより、腰椎の動きを抑制し、股関節の可動

域を広げることで腰椎への負担を減らします。

 以上はテーピングをする方法ですが、もっと簡単な方法もありま

す。例えば膝が曲がりにくかったとします。その場合、膝裏にでき

る皺を伸ばす方向へ、つまり皺を伸ばす要領で上下へ皮膚を引っ張

ります。一方、前面は膝のお皿の下あたりに皺ができるよう上下か

ら皮膚を集めるように皮膚を誘導します。

 これらの処置は、肩や首など場所を変えても応用できますので、

チャレンジしてみるのもいいかもしれません。
            
             (参考文献:皮膚運動学 福井 勉著 三輪書店)

 ところで、もしかしたら左右の脚の長さが違うのでは? などと

気になっている方はいませんか? 骨盤のずれがあるのかもしれま

せん。当院では、そんな方に向けた骨盤矯正のメニューも用意して

いますので、ぜひ一度ご相談ください。

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投稿者 戸塚安行整骨院スタッフ

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