スタッフブログ

2015年5月29日 金曜日

交通事故施術で評判の戸塚安行整骨院

柔整師コジマの四方山話⑥

 夏が来~れば思い出す♪ 先週21日、尾瀬の山開きがありましたが、初夏を通り越して一気に夏になったような陽気が続いています。水芭蕉は来月中旬頃まで楽しめるようです。

 ここでお知らせです。当院では6月1日より当面の間、木曜日は、これまでの午前診療から終日休診となります。それに合わせるわけではないのですが、私のブログも月曜/木曜から「月曜/金曜」の更新となります。これまでどおり祝日は休診ですが、ブログの更新はありますのでお楽しみに。

 さて、腰痛ですが、はっきりとした痛みの原因が分からない場合、痛んだ箇所とは違うところ(筋肉)に原因があるかもしれません。このように、離れた場所に痛みの原因があることを「トリガーポイント」と言います。言葉通り、トリガーとは「引き金」のことで、離れた場所に痛みを発生させる場所を示しています。

 例えば、手足を蚊に刺されたとしましょう。その部分が腫れて痒くなりますね。なので、原因の場所は特定できます。皮膚の場合、痒くなった場所と原因が一致します。しかし、筋肉の場合、痛みの原因となる場所、トリガーポイントと実際に痛みを感じている場所が一致しないことが多いのです。なので、腰が痛いからといって、痛い場所を揉んでも対応できる確率はとても低くなってしまいます。よって、これらのことを知っておくだけでも、痛みを軽減できることになります。

 トリガーポイントは、痛みの原因になる場所であることは先ほど述べましたが、その場所は実際にはどんな状態になっているのでしょうか。トリガーポイントは、普通は痛みを発しませんが、押すと痛みを感じる「圧痛点」で、ここに「硬結」があります。そして、この硬結を圧迫すると、離れた場所に痛みが現れます。これは、実際の施術の場でも経験できます。硬結のできる生理学的な解説は省略しますが、硬結ができると、同時に血流が停滞して発痛物質が溜まっていきます。そして、この硬結のできやすい部分とできにくい部分があり、なかでも骨に繋がっている筋肉の末端部にできるということを覚えておきましょう。

 次に「どうして離れた場所」なのか。これは、筋肉が皮膚に比べ痛みに鈍感であることが関係します。皮膚には痛みを捉えるセンサーが多数存在するのに比べ、筋肉にはそれが少ないためです。皮膚と同じように感じていては筋肉痛で身体が動かなくなってしまいます。これは脳の一種の制御作用ではないかと、私は考えています。

 筋肉から発生した痛みの情報は、脊髄に集まり、これが脳へ伝えられます。ここで初めて痛みの度合いや場所が認識されます。しかし、脊髄には筋肉だけではなくさまざまな情報がいろいろなところから送られてきます。その結果、脳に伝達されたときにすべてが正しく伝わらないことがあるといいます。つまり、普段負荷のかかりやすい、痛みやすい腰などが発生場所だろうと判断してしまうのではないかと考えられています。

 その他にも、トリガーポイントが発生する原因があります。一つが筋膜。筋肉は膜に覆われていますが、その一部が捩れることで別の場所が引っ張られ別の場所に痛みが発生する。また、前々回にも述べたストレスも一因となります。

 また、ちょっと言葉が難しくなりますが、身体のバランスをとるのに重要な働きをする、抗重力筋と呼ばれる筋肉の存在があります。これらの筋肉には、筋紡錘という感覚器が多く存在します。そしてこの筋紡錘が過剰に働くと筋肉の緊張が続いて硬結ができてしまうことになります。この抗重力筋は、正しい姿勢のときに一番力を発揮します。つまり体重がバランスよく分散し、全体で身体を支えることができます。なので、姿勢が崩れるとこのバランスをくずしてしまい、トリガーポイントを生み出すことにも繋がっていきます。

 これらを放置しておくとどうなるか。痛みが恒常化することで固定化してしまい、筋肉が痛みの情報を伝えなくても脳に情報を送ってしまうようになり、結果、原因がなくとも痛みが続くことになります。これらが、いわゆる慢性痛と呼ばれるもので、その対処が難しくなってきてしまいます。そのためにも、普段のケアが重要になります。そのためにも、日常生活に潜んでいる、姿勢を乱す生活習慣を見直してみるのもいいかもしれません。

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投稿者 戸塚安行整骨院スタッフ

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