スタッフブログ

2013年12月21日 土曜日

なぜ腰は痛むのか?

まず、骨格の構造のおさらいをします。

背骨は脊髄を守ると同時に、直立姿勢を保つ指示性と、

体を自在に曲げ伸ばしする可動性を備えています。

秘密は30個の椎骨を巧みに連結したそのしくみにあります。

椎骨のうち末端の仙骨は骨盤と一体化しほぼ動きませんが、

その上にある24個の椎骨は運動性が高いのです。

上から7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎が連なり、

横から見ると頸椎が前湾、胸椎が後湾、腰椎が再び前腕し

緩やかなS時カーブを描いています。

これは生理的湾曲と呼ばれます。

上下の椎体をつなぐ椎間板は軟骨の一種です。

この椎間板、椎骨、椎間関節、靭帯、筋肉、そして脊髄から

四方八方に延びる神経こそが、大多数の腰痛の震源地、

いわば腰痛ユニットです。

腰痛ユニットでも特に注目したいのは椎間板です。

椎間板はたとえると今川焼のような作りをしています。

真ん中の餡子にあたるのが髄核で、糖質とタンパク質が

合体したプロテオグリカンを含むゼリー状の組織です。

まわりの生地にあたるのがコラーゲンたっぷりの繊維輪で、

髄核を層状に取り巻きます。

椎間板は水分に富み、柔軟性と弾力性に優れます。

その特性を活かして椎体をジョイントし、背骨全体に

しなやかな動きを与えています。

体重の重みや運動の衝撃を和らげるクッションの役目も

しています。

腰椎の椎間板は最大で暑さ2㎝、直径5㎝ほどもありますが、

これからもわかるように、腰椎の可動性は高く、加わる重み

や衝撃が大きいのです。

腰椎には体重の約半分がかかりますが、まっすぐ立った場合

その65%前後を椎体と椎間板が受け持っています。

前かがみになると1.5倍、荷物を持って前かがみになると

2.2倍にもなります。

仕事量も多いうえに、椎間板に限らず軟骨には血管がなく、

新陳代謝が活発でないので、加齢による老化が進みやすい

のです。

椎間板の機能が低下すると、体重の重みや衝撃などの

ストレスが腰痛ユニット全体に広がります。

椎間板の動きをカバーするために椎骨、靭帯、椎間関節、

筋肉の負担が増えて、それが神経を刺激して腰痛が発生

するのです。



このエントリをBuzzurlにブックマーク
Deliciousにブックマーク

投稿者 戸塚安行整骨院スタッフ

カレンダー

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31